iki-iki log by tkskkd

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この湿地の生物多様性は個体数も種数も圧倒的だった。ああ、これが本当の多様性なんだなと実感した。

大きいもと小さいもの、肉食と植物食、様々な命が混じり合い一つの湿地という全体を生み出していて、その全体はこの地域のさらなる全体の一部として、生物の供給源となっている。逆に外来種も外から入ってくるが、この湿地が持つレジリエンスによりバランスを保っている。

個はより大きな全体の一部であり、全体はより大きな全体から見ると部分となる。 この全体には人間も含まれていることが必要で、人がこの湿地を撹乱することにより、湿地が遷移せずに維持できている。

人も湿地に関わる一部として、相互作用を担う役割が不可欠だ。その役割も含めて少しずつ変容していく。

これがパタンセオリーの言う全体性であり構造保全変容。

pbs.twimg.com/media/GMj…